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5期フェローによるセミナーの開催
 2017/6/2

山岡氏のセミナーの様子

尾角氏のセミナーの様子

2017年6月2日、「いのちを支える社会づくりへ」~米国子供の死亡事例検証と英国グリーフケアに学ぶ~が開催されました。

5期フェローの山岡祐衣氏(オクラホマ大学児童虐待センター客員研究員)と尾角光美氏(ヨーク大学大学院国際比較社会政策プログラム修士課程)が講師として登壇。同セミナーは、医療従事者、研究者、医療や子どものサポートに取り組むNPO等、約60名にご参加いただき、グループに分かれてワークショップ形式で行われました。

前半は、山岡氏が子どもの死亡事故予防に向けた体制構築に関する米国の先進的な取り組みを紹介。グループごとに死亡事例の検証を行い、その背景にある要因や予防策について活発な議論がなされました。後半は、尾角氏より英国社会保障制度や自身が代表を務める「リヴォン」での取り組みを紹介。家族や友人といった大切な人をなくした時、心のケアに加えてどのようなサポートが必要か、また、それを社会全体でいかに実現していくべきかについて話し合い、発表を行いました。発表後には、セミナー参加者がグループ別にそれぞれのテーマについて考え議論するワークショップも実施され活発な議論が展開されていました。

両氏が取り組むテーマは異なるものの、「いのちを支える社会づくり」のためには、政府・医療者・研究者・NPOなど業界を超え、社会全体が連携し多様な視点からサポートを行う体制づくりが必要であるということを、共通の課題として認識しました。また、本セミナーを通じて、普段様々なかたちで「いのち」に携わる参加者の間で交流が生まれました。日本財団は、今後もこのようなセミナーを開催し異なる分野の研究者や実務家などが知恵を出し合うことにより、課題解決の一助となるような新たなネットワーク構築へと繋がることを期待します。

尾角氏のセミナーの様子