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世界各国で注目される「日本研究」を追究

  • 清水 唯一朗
  • 清水 唯一朗
  • 2014年度(第3期生)

Profile

所属先
慶應義塾大学総合政策学部准教授
最終学歴
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得、退学
派遣先
ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員
派遣期間
2014年4月〜2015年3月
調査先のポーツマス歴史協会にて
調査先のポーツマス歴史協会にて
ハーバード大学の日常風景
ハーバード大学の日常風景
Q1
今回の研究テーマを、ご紹介ください。

民主主義に閉塞感が漂う現在、発展途上国における成功モデルとして、また、先進国における高齢化をはじめとする課題先進国として、日本研究が注目を集めています。私はその中でも「政治家と官僚」「立法と行政」の関係を検討したいと考え、日本の近代・現代を軸に、中国、韓国、台湾、アメリカとの比較研究を進めています。

Q2
この留学で、主にどのようなことを行ってこられたのか、簡単にお答えください。

所属先のハーバード大学ライシャワー日本研究所は、アメリカにおける日本研究のメッカ。同研究所にいれば全米の日本研究者と知り合い、議論することができます。加えて周囲には中韓をはじめとする地域研究機関も林立し、比較の視座を得られました。

最初の3ヵ月はここを拠点に研究発表の準備を進め、6月以降はアメリカのボストン、ニューヨーク、シアトル、フィラデルフィア、カナダのモントリオール、イギリスのオックスフォード、ノッティンガム、エジンバラ、ドイツのベルリン、ボーフム、スロベニアのリュブリャナ、さらにはオーストラリアで学会や研究会に臨むなど、11回もの報告機会を得て、それぞれの地域の日本研究の特色を身をもって知ることができました。

Q3
国際フェローシップについての評価

従来、当フェローシップは一つの拠点で学び続けることを前提としていましたが、各地を回りたいという私の希望を伝えたところ、快く受け入れていただいただけでなく、手続きがスムーズになるよう可能な限り配慮までいただき、とても感謝しています。

また、学会出張をはじめとする研究経費のサポートも手厚く、心置きなく活動することができました。今回の留学を十分支えていただいたと感じています。

Q4
日本に戻ってきてから、この留学の成果を、
どのように生かそうとお考えか、お答えください。

偶然にも日本ではスーパーグローバル大学プログラムがはじまります。日本の研究を世界に発信する中で、日本研究がきわめて大きなコンテンツとなることは論をまちません。今回の留学で培った視野、経験、ネットワークは私に無限の可能性を与えてくれました。研究者の方々とフェイス・トゥ・フェイスの研究交流を広げ、日本、アメリカ、ヨーロッパそれぞれ異なる日本研究の特色に触れられることを楽しんでくるつもりです。